PFAS 問題(水汚染)を追って- PARTⅡ- 立ちはだかる日米地位協定
- 2023/09/05
- 15:44
開催日: 2023年9 月30 日(土) 開会14時 (開場13時40分、16時30分終了予定)
会場: cocobunji プラザリオンホールA(定員130名/会場は予約制ではありません。定員になったばあいは入場いただけないことがあります。)
ミーツ国分寺5階 JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線 国分寺駅北口すぐ
資料代: 会場・オンラインとも 800円(学生無料)
登壇者 伊勢崎賢治さん
元国連職員、東京外国語大学名誉教授 『主権なき平和国家
地位協定の国際比較からみる日本の姿』共著者
松島京太さん
東京新聞社会部立川支局記者
汚染源の一つと指摘される「米軍基地」周辺では高濃度汚染が確認され、汚染源特定のために基地への立ち入り調査が必要なことは明らかです。しかし、その調査を阻むのが「日米地位協定」です。
★zoom参加をご希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。
https://pfas-2-event.peatix.com
※会場に参加の場合は、申し込みは必要ありません。
zoom 参加についてのお問い合わせはkashiwa09autumn@gmail.com(柏木)
までご連絡ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生活の中で長く役立ってきた有機フッ素化合物「PFAS」。
人、環境に対して有害性が明らかになる中、沖縄県と多摩地域で行われた血液検査で多くの人の体内に蓄積されていたことが判明しました。
広範な住民の健康調査の実施が求められていますが、汚染源の特定も切迫した課題です。
汚染源の一つと指摘される「米軍基地」周辺では高濃度汚染が確認され、汚染源特定のために基地への立ち入り調査が必要なことは明らかです。しかし、その調査を阻むのが「日米地位協定」。沖縄県内の基地では立ち入り調査は許可されず、立ち入りが許可された厚木基地においても区域が限られ、十分な調査はできませんでした。多摩地域の横田基地への立ち入りにも都、国は及び腰です。なぜ、日米地位協定のもとでは、自治体の米軍基地への立ち入り調査が認められないのでしょうか。基地が集中する沖縄では、さらに住民の人権や健康が脅かされていないでしょうか。
多摩地域のPFAS汚染の問題をとおして、「日米地位協定」を学びませんか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伊勢崎賢治(いせざきけんじ)
1957年生まれ。国際NGOの一員としてアフリカで活動後、国連東ティモール暫定行政機構、国連シエラレオネ派遣団、アフガニスタン武装解除日本政府特別顧問など、紛争後処理に携わる。2023年3月に退職した東京外国語大学大学院総合国際学研究科では、平和構築・紛争予防専修コース(PCS)を教えた。プロのジャズトランぺッターとしても活動中。
主な著書に『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』(2015年/朝日出版社)、共著に『新・日米安保論』(2017年/集英社新書)、『主権なき平和国家
地位協定の国際比較からみる日本の姿』(2021年/集英社文庫)などがある。
松島京太 (まつしまきょうた)
1992年生まれ。東京新聞社会部立川支局記者。米軍横田基地などを担当。多摩地域のPFAS汚染問題に関して、市民団体の血液検査を中心に国や東京都を取材。
今年6月に連載「汚れた水PFASを追う」を執筆。相模原市内では京都大・原田浩二准教授と共同調査を実施した。慶應義塾大学在学中は学生団体「SEALDs」で選書班リーダーとして活動した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★会場へのご参加に際してのお願い
・発熱がある場合、体調が悪い場合は来場をご遠慮ください。・会場内ではマスクの着用をお願いいたします。
連絡先 marutake0530@gmail.com(武田) 090-7844-7696(針谷)
2023・9・5記